梅雨が明けてから、雨が降らない日が続きました。
四日市港管理組合がある四日市港ポートビルから霞港公園を毎日見ていますが、芝生の色が日に日に悪くなっているのが気になっていました。
このまま雨が降らなければ、芝生が枯れてしまうかもわかりません。
雨が降らないために、芝刈り後に撒いた肥料も溶けずに粒のまま残っているような状態でした。
「生きよう、生きよう!」 と必死に頑張っている芝生に気休め程度の水を撒くと、安心してしまって生きる力が弱くなってしまいます。 安易に水は撒けません。
そんな危機的な状態が続いていましたが、ようやく恵みの雨が降りました。
H24.8.14撮影(霞港公園) |
この雨を待ち望んでいた人もたくさんいるでしょう。
H24.8.14撮影(霞港公園) |
何の花かわかりませんが、この花も恵みの雨を待っていたことでしょう。
もうすぐ咲きそうです。
雨が上がると、セミがたくさん鳴き始めました。
H24.8.14撮影(霞港公園) |
昔ながらの 「アブラゼミ」
羽全体が不透明なのは、世界でもめずらしいそうです。
日本全土に分布するセミですが、最近見かけなくなりました。
アブラゼミに代わってよく見かけるようになったセミは・・・。
H24.8.14撮影(霞港公園) |
これ!
関東以西の太平洋側を中心に分布する 「クマゼミ」 です。
クマゼミは午前中、アブラゼミは午後に鳴くそうです。
霞港公園を散策していると、アブラゼミの姿は全然見かけず、ほとんどがクマゼミです。
子供の頃は、クマゼミを見つけるとめずらしくて嬉しかったんですけどねぇ・・・。
アブラゼミよりクマゼミをよく見かけるようになった原因は、一説によると地球温暖化による環境変化が影響していると言われています。
近年頻繁に起こるゲリラ豪雨も地球温暖化と深い関わりがあると言われていますが、まさか身近なセミから地球温暖化について考えさせられるとは思いませんでした。
・ ・ ・ ・ ・ お知らせ ・ ・ ・ ・ ・
8月14日(火)、15日(水)は、霞港公園にある池の定期的な清掃のために滝を止めて水を抜いています。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
H24.8.14撮影(霞港公園) |
なお、滝の稼働時間は、7月20日~8月31日は09:00~17:00となっております。
【整備課】